皮膚の老化に伴い皮膚が薄くなり乾燥しやすくなります。長時間日光にさらされる部位(顔・手など)は特に日光による老化が進みやすいところですので、日頃から日焼け止めなどを塗ってケアを行うことが大切です。

帯状疱疹

50歳以上の方の3人に1人がかかると言われている病気です。小さい頃かかった水疱瘡のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が神経節の中に潜伏しており、免疫力が低下すると体の一部、左右どちらかに紅斑・水疱を作って発症します。神経に沿って発疹が出るので、痛みが出るのが特徴です。治った後も神経痛の症状に悩まされることがありますので、速やかに適切な治療を行う必要があります。予防のためのワクチンを摂取することもできます(自費診療)

顔、首のいぼ

30代くらいから顔や首、脇の下などに茶色のぽつぽつとしたいぼができてきます。これらは加齢に伴う皮膚の変化なのですが、ゴシゴシ擦ると増えやすいのと、同じ家系にいぼが多い方がいる場合は出る頻度が高いようです。まずゴシゴシ擦らないようにして、紫外線予防を行います。盛り上がったものや、引っかかるようなものについては凍結療法を行ったり、レーザーによる処置を行います。(一部自費診療)

しみ・しわ

長期に紫外線にさらされることで、皮膚の弾力が弱まりシワができます(光老化)。また、メラニン色素が増えることで茶色い斑点(老人性色素斑)が増えてきます。また、目の下にできるシミ(肝斑や後天性真皮メラノーシス)はホルモンの影響などが考えられていますが、同じように見えるシミでもそれぞれ対応が異なりますので、自己判断でケアをしても効果が乏しい場合があります。症状に合ったエイジングケア、紫外線ケアが必要ですので、まずはご相談ください。

床ずれ、褥瘡

高齢化社会が進むにつれ、寝たきりの方や足腰が弱くなり長時間同じ姿勢をとったままになると起こりやすくなります。栄養状態や生活スタイルによっても悪化する場合があるため、傷の治療と合わせて、療養する環境を整えることが大切です。

疥癬

ヒゼンダニと呼ばれる角質層に寄生するダニが原因の病気で、非常に痒くなる病気です。潜伏期間が1−2ヶ月と長いので、診断されるまでに介護者や家族を介して流行することがあります。手足に疥癬トンネルと呼ばれる白い短い線のようなものが見え、顕微鏡で見ると寄生しているダニが発見されます。

皮膚病

若い人におこる皮膚がんもありますが、顔面に多い基底細胞癌や有棘細胞癌など、高齢者に多い皮膚がんもあります。ほくろだと思っていたものが、急に大きくなったり出血したりするのは悪性のサインです。ダーモスコープと呼ばれる拡大鏡で詳細に観察することで、悪性のサインを早期に発見し、治療に繋げます。小さな腫瘍は当院で切除可能ですが、必要に応じて連携病院での治療をおすすめする場合があります。